よくある質問

薪ストーブの種類と働きは?∼煙突について∼

煙突の種類には、現場施工型とプレハブ型(工場製煙突)があります。

1現場施工型(建築物と一体化)

①鉄筋コンクリート造り(+ライニング材)
②コンクリートブロック造り(+ライニング材)
③レンガ積み、礎石造り(+ライニング材)

2工場製(既製)

①金属製1重煙突
②金属製2重煙突
 
a…2重構造で間が空気層のもの
 
b…2重構造で間に断熱材が充填してあるもの
 
c…2重構造で間に不燃材が充填してあるもの
③金属製3重煙突
 
a…3重構造で間に2重の空気層のあるもの
 
b…3重煙突で間に断熱材が充填してありさらに空気層のあるもの

煙突について

煙突の働きは、暖炉やスト-ブの炉内の排気ガスを速やかに屋外へ排出することです。
そのためには、最低4m程度の高さが必要です。煙突トップは風圧帯を避け、3m以内の障害物から最低60センチメートル以上立ち上げないと煙が室内に戻ってしまうことがあります。

煙突の内側には「すす」「クレオソート」が付着します。特に屋外へ金属製シングル煙突を使用すると、煙りが冷却され非常に付着しやすくなります。金属製一重煙突は室内にのみ使用し、屋外には絶対に使用しないようにした下さい。断熱された煙突は「すす」「クレオソート」が付着しにくく安全性が向上します。

「クレオソート」は水分の多い薪が低温で燃焼した時に多く発生します。低温で着火し、高熱を発して煙突内で燃焼するため大変危険を伴います。火災を招くことにもなりかねません。煙突は専門の業者に正しく取り付けてもらい、シーズンに数回必ず定期点検を行いましょう。煙突はメンテナンス無しでは正しく機能しません。十分に気をつけて下さい。


 

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