よくある質問

住環境における暖炉とは?

火は古代から聖なるものとして信仰の対象でした。
古代ギリシャでは「家庭」という言葉に
「かまどの傍らにいるもの」という意味がありました。
暖炉の火を焚く炉床を『Hearth』と
いいますが、この言葉に「家庭」という意味があるのは、その名残りです。
火は家の中心でした。炎を囲んで談笑し、酒肴を楽しむ。火は私たちをねぎらい、憩いをもたらす。
炎の揺らぎと薪のはぜる音が、静寂と闇を一層深く感じさせてくれます。

日本の建築に暖炉を家の核として復活させたのは、フランク・ロイド・ライト(1869~1959建築家)
等でした。
欧米では、暖炉を入口からお客様に見える位置にレイアウトすることが多いようです。

また庭で楽しむ暖炉もあり、文化の厚みを感じさせます。技術面でもいかに燃えやすい暖炉を作るか、
煙道の寸法はどうするかなどは、法規やマニュアルで施工されています。

日本においては、暖炉はゆとりを感じさせる豊かな空間のシンボルとして、親しまれるようになりました。

ストーブは寒冷地では生活必需品でしたが、そうした必要性とは別に、純粋に炎を楽しむためのツールとしても、
専門の本が出るほどの人気となっているのです。

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