耕うん機

扱いやすい小型機種から本格農業用まで

アイコー機械 耕うん機

今ブームの家庭菜園。小型の機種も増え女性や年配の方でもとても使いやすい耕うん機から、農業用耕うん機まで各種取り扱っております。

耕うん機の選び方

  • 駆動方式で選ぼう

    • 電気モーター
      • 家庭用のコンセントから取れる電源を使用して電気モーターで動きます。
      • 静かで軽量なのが利点。小型の物が多く、比較的気軽・簡単に扱えますが、力不足とコードの長さの問題があります。
      • 広い菜園には不向きでしょう。1000W以上のものであれば、結構パワーがありますが、連続運転が苦手ですので、30分や60分で休ませる必要がある物があります。
      • 最近は、パワーのある機種もありますが、コードの問題(延長距離や絡まってしまう心配)など総合的に考えると、せいぜい30坪程度までの菜園が使用対象になると思います。
      • 一方で、充電式のタイプも存在しますがやはり馬力不足と連続運転時間の問題があります。やはり小さな菜園で手軽に扱いたい人向けと言えるでしょう。
    • ガスエンジン
      • 家庭用のカセットガスコンロ用のガスボンベで動くエンジンです。
      • カセットボンベなので携帯性に優れ、最近人気です。ガソリンのタイプと比較して、持続時間不足とパワー不足の問題があります。
      • エンジンなので騒音もあります。比較的小型で取り扱いが楽(ボンベをセットするだけ)なので持ち運びの多い人にはオススメです。
      • 騒音はあるといってもガソリンエンジンほどではありません。
    • ガソリンエンジン
      • もっとも一般的なタイプと言えるでしょう。ガソリンとオイルの混合燃料で動く2サイクルエンジンと、ガソリンだけを燃料として動く4サイクルエンジンのものがあります。
      • 比較的重量があるので携帯性の点では今ひとつですが馬力はあります。騒音の問題(特に2サイクルエンジンは爆音)と、メンテナンスが面倒な点がマイナスポイントです。
      • 固くなった畑を深く耕したいのならば、やはりパワーが必要です。パワーでいえばやはりガソリンエンジンがオススメ。
      • 重量があって自走するタイプならば、腕力で押さえつける必要もないので、多少固い畑でも楽に耕すことが出来ます。
      • 消耗品(ベルトなど)やオイル交換は慣れれば自分でも出来ます。
  • 形態 ロータリ(回転して耕運する爪)の位置で考える。

    • 車軸ローター式 
      • 今人気のあるのがこのタイプです。
      • 回転爪がそのまま駆動輪を兼ねていて、小型で取り回しが良く、車のトランクに積載して運搬出来たりもします。
      • この扱いやすさが最大のセールスポイントですが、軽量ゆえに、少し固い土の場合には自分で押す力が必要で、腕力がないと厳しい場合があります。
      • 小さいだけに、小さな菜園向けですね(広い菜園では時間がかかりますし疲れます)。固い土には向きません(文字通り歯が立ちません)。
    • フロントローター式 
      • 前述の車軸ローター式と違って駆動輪(タイヤ)があって自走しますのでハンドルをもっていれば前進します。
      • なので女性でも楽に耕せます。耕うん力と扱いやすさが両立しています。足元にロータリ(回転して耕運する爪)がないので安全です。
      • 私はこのタイプを使用していますが、刃が前なので、固い土に当たって車体が後ろに「キック」しても安心です。タイヤが後ろなので耕運した所にタイヤの後がつきます。
      • 方向転換の際はハンドルを押し下げる形になるので後述のリアローター式より楽です。
      • 主にガソリンエンジンの機種となります。
    • リアローター式 
      • 最近ではこのタイプが多く、主流となっています。農家が良く使っている小型耕運機がこのタイプです。
      • 駆動輪(タイヤ)の後ろにロータリ(回転して耕運する爪)があり、耕運の時にタイヤの跡が残らない(歩いた足の跡は残る)利点がありますが、足元に(ロータリがあるので)注意が必要です。
      • また、安全の為フロントローター式に比べてハンドルが後方へ長くなっているので少し全体的に大きくなります。
      • 刃の部分を持ち上げる時はハンドルを持ち上げるのでフロントローター式より力が必要な場合があります。
  • オプション

     機種によっては畝づくり用のオプションやマルチを敷くオプションがあり、機種選定の参考になるでしょう。  本格的に考えると「キリがない」のですが、機械で出来る事は機械でと考えると、可能な作業が多い方が良いに決まっていますからね。

  • 畑の広さから選択しよう

     30坪程度までであれば電動耕運機も対象になると思います。
     30坪以上ならば、電源や延長コードの問題、馬力の問題があるので、エンジン式の耕運機がお勧め。
     エンジン式だと、ガス、ガソリン、混合燃料の3つのタイプから選ぶことになりますが、本格的に頻繁に使うのでしたら、ガソリン式がよいでしょう。
     メンテナンスの問題はあっても、総合力で安定感があります。本職の農家もこのタイプが多いですよね。
     しかし、頻繁に使わない(例えば冬)のでしたら、ガソリンエンジンは、使い終わったら燃料を抜いておかないと、直ぐに動かなくなってしまいます。
     オイルの混ざっている混合燃料も、何か月も使わないのならば抜いておいたほうが後々トラブルになりません。

     キャブレターのつまりなどで、エンジンがかからなくなることもあり、メンテナンスはまめにする必要があります。
     しかし、色々使ってみると、結局落ち着く先はガソリンエンジンの小型耕運機なんて事も良く聞きますので、周囲の人が使用している機材も参考にすると良いかもしれませんね。

    畑の大きさ おすすめする馬力 メリット
    8〜30坪(約100㎡) 3馬力未満 軽量で作業がしやすいです。
    〜120坪(約400㎡) 3馬力〜5馬力未満 しっかりとした作業量です。
    270坪(約900㎡) 5馬力以上 広い畑も任せられます。

取扱メーカー

  • Hondaパワープロダクツ
  • 株式会社オーレック

修理・メンテナンス

状態の良い道具・機械で効率の良い、安全な作業をサポート。また、より長くご使用していただくために、定期的なメンテナンスをおすすめします。
農林業機械の修理、メンテナンスはアイコー機械にお任せください。

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